最近では、小・中学生たちの中にも太っている人が増えてきました。太り過ぎると糖尿病や心臓病などの生活習慣病といわれる病気にかかりやすくなります。 太る原因は食べ過ぎや運動不足などがあります。量を食べ過ぎてしまったり、高エネルギーのものばかり食べていると、余ったエネルギーは脂肪になって体にたまり、その結果太ってしまうというわけです。 お米などに含まれる糖質は肉やバターに含まれる脂肪よりも優先的にエネルギーとして消費されやすいという特長があります。また、ごはんはお米に水を吸わせて炊きあげるので水分が多く、量のわりにはエネルギーが低い上、粉からできているパンなどとちがって、粒のままで食べるので消化・吸収がゆっくりになり、体に脂肪をためるホルモンの分泌もゆるやかになります。このことから、ごはんは、太りにくいでんぷん食品といえるのです。 |
制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
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