●歴史
今から約400年前、織田信長、豊臣秀吉によって枡の大きさの統一が図られたのですがその後も地域によって大きさがまちまちな状態が続きました。そこで徳川幕府が
1升枡(1しょうます)のサイズを全国統一で定めたのです(1669年)。サイズは4寸9分四方(1寸は3.03cm。分はその10分の1)、深さ2寸7分、容積は64,827立方分(1.804リットル)です。ちなみに1升の10倍を1斗(と)、1斗の10倍が1石となりますた。また1升の10分の1が1合、さらに1合の10分の1が1勺(しゃく)となります。
この単位の名残が1カップ180ミリリットルのお米という量り方です。これは昔の1合という単位になるわけです。1升炊きの炊飯器ということもよく聞きますが、これは1.8リットル炊きの炊飯器のことです。
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