千葉県の房総地方で
受け継がれてきた郷土料理太巻き祭りずし
「太巻き祭りずし」は、千葉県房総半島の農家の方々が冠婚葬祭や祝い事の時に、おむすび・おにぎりではなく、「巻物」を振る舞ったことが始まりだそうです。
この「太巻き祭りずし」の特長は、すし飯や多種多様な具の配置を、逆さ絵で組み上げていく独特な手法により作り出されるところです。切り口には各種の花や動物、文字、景色などの文様が現れます。
伝統を継承しながらも、各々の時代の影響を受けて、現在でもさまざまな文様が生み出されています。
「山と谷の手法」「うず巻きの手法」「極細巻きの手法」「積み上げの手法」など基本的な手法で作る主な文様をご紹介します。