健康長寿を迎えるための青・壮年期の健康管理と日本型食生活平成30年11月15日、東京の日本医師会館において、「食育健康サミット2018 健康長寿を迎えるための青・壮年期の健康管理と日本型食生活(主催:公益社団法人日本医師会 公益社団法人米穀安定供給確保支援機構 後援:農林水産省他)」を開催いたしました。 健康日本21(第二次)では、生活習慣及び社会環境の改善を通じて全ての国民が共に支え合いながら希望や生きがいを持ち、ライフステージに応じて健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現するための基本方針が示されています。 ライフステージの各段階は各々が独立して存在するのではなく、前の段階が次の段階を生み出し支えるなど、ある段階での生き方によっては次の段階の内容は大きく変わります。 「人生100年時代」を見据えつつ、社会生活を営むための身体機能などを妨げる運動器障害を減らし、がんや循環器疾患などの予防や、高齢化に伴う生活全般にわたる機能低下を遅らせます。これにより、できるだけ長く自立した日常生活を営めるよう健康寿命を延伸していくには、青・壮年期からの運動習慣や適正な食生活への改善が必要と考えられます。 しかしながら、青・壮年期は、多様で多忙な活動のためか、他の世代に比べて食事内容のアンバランスが顕著であり、朝食の欠食率も高率であるなどの課題も多いと考えられます。 健康寿命を延伸するために、青・壮年期における健康課題を、食生活の改善に焦点を当てて議論し、その中でごはんを主食とした日本型食生活の役割について、ご講演いただきました。また、時間栄養学の観点から、炭水化物の上手なとり方についてご紹介いただきました。 以下には、ご講演いただきました先生方の講演をわかりやすくまとめましたものを掲載しております。健康寿命延伸に向けて、青・壮年期からの対策における日本型食生活の役割をご理解いただければ幸甚に存じます。 講演要旨(PDFファイル)上手な炭水化物摂取が健康長寿の秘訣日本医科大学 名誉教授/複十字病院糖尿病・生活習慣病センター長 及川 眞一 先生 フレイル・認知症予防には運動と栄養両面からの対策を桜美林大学老年医学総合研究所 所長 鈴木 隆雄 先生 日本型食生活で実現する よりよい栄養バランス女子栄養大学栄養学部 教授 武見 ゆかり 先生 時間栄養学的炭水化物摂取のポイント早稲田大学先進理工学部 教授/早稲田大学先端生命医科学センター長 柴田 重信 先生 健康長寿を迎えるために! 青・壮年期の「健康課題」と「ごはんを中心とした食生活のポイント」帝京大学臨床研究センター センター長/寺本内科・歯科クリニック 内科院長 寺本 民生 先生 時間栄養学からみた「体内時計をリセットする」“ごはん”の食べ方・体内時計のリセットが、なぜ必要なの?・どうすれば体内時計がリセットできるの?・朝食には何を食べると効果的?・体内時計を狂わせないためには?早稲田大学先進理工学部 教授/早稲田大学先端生命医科学センター長 柴田 重信 先生 帝京大学臨床研究センター センター長/寺本内科・歯科クリニック 内科院長 寺本 民生 先生 |
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