今は、七草パックが店頭に並びます。手に入りやすいせりだけでもおいしい。米に火が通ったところでおもちを加え、やわらかくなるまで煮て食べてもよいでしょう。

1カップ
7カップ
七草 150g
少々
※米については、炊飯器についているカップ(180ml=1合=重量150g)で表記しました。
  (1) 米は炊く30分前に洗い、水けをきる。鍋に分量の水を入れ、30分程つけておく。  
  (2) 七草はあれば根元を切り、塩を加えた熱湯でさっとゆで、こまかくきざむ。スズシロ(大根)は小さいものをそのままゆでる。  
  (3) 鍋を中火にかけて煮立ってきたら、弱火にする。ふたを少しずらし、30分程煮る。  
  (4) 3の鍋に2の七草を加え、塩で味をととのえる。  
     



●1月のごはん
赤飯
おめでたい行事につきもののお赤飯。あずきやささげの煮汁でもち米を赤く染めるのは、古代に儀礼食や供物として使っていた赤米に近づけるためとも。赤い色は厄除けの力をもつと信じられていて、祝い事に用いるためともいわれています。家庭では炊飯器で手軽に作る炊きおこわが多くなっています。近年はレトルト包装された赤飯も多く市販されていて手軽に味わえるようになりました。

お米の保存法

ごはんをおいしく食べるために必要なことは、米を上手に保管すること。高温多湿は米の鮮度を落とすので、厚手のビニール袋にいれて冷暗所に保管するのがいいでしょう。いまのキッチンは意外に高温多湿でお米の保管には向いていませんので、冷蔵庫の野菜室がベスト。