春本番の味覚といえば、なんといってもたけのこ。ゆでたけのこを使えば、手軽に炊けるのも魅力。油揚げを加えると味にコクがでて、いっそうおいしくなります。木の芽の香りを添えると、たけのこのおいしさがさらに引き立って、「おかわり!」の声も上がります。

3カップ
だし汁 3 1/4カップ
ゆでたけのこ 200g
油揚げ 1枚
しょうゆ 大さじ3
大さじ1
木の芽 適宜
※米については、炊飯器についているカップ(180ml=1合=重量150g)で表記しました。
  (1) 米は炊く30分前に洗い、水けをきり、分量のだし汁につけておく。  
  (2) ゆでたけのこは4cm長さの短冊切りにする。油揚げは熱湯にくぐらせて油を抜き、水けをしぼり、縦半分に切り、細切りにする。  
  (3) 1に、しょうゆ、酒を加えてひと混ぜする。2のたけのこ、油揚げをのせ、混ぜずに普通に炊く。  
  (4) ごはんが炊き上がったら、全体を混ぜて器に盛り、木の芽をのせる。  
     
 



●4月のごはん
山菜とふきのごはん
もうひとつの春を感じさせてくれる代表的な食材「山菜」と「ふき」を使った、シンプルでおいしい混ぜごはん。彩りに加えるふきがさらに春らしさを。ふきの色を鮮やかに仕上げるには、たっぷりの塩をすり込んでからゆで、水にとって皮をむくのがコツ。炊きたてごはんに、汁をきった山菜と刻んだふきを混ぜ込んで、さあ召し上がれ。山菜の歯ごたえとふきの香りが、ごはんをいっそうおいしくしてくれます。山菜の下ごしらえがめんどうなら、味付びん詰めを使うのも手です。

糖尿病予防にごはん食

糖尿病は、インスリンというホルモンの出が悪かったり、出ても働きが悪かったりして、血糖値が高い状態が続く病気です。こうした病気にならないためには、食生活での脂肪のとり過ぎを防ぎ、ごはんを中心とした栄養バランスのとれた食事をとることが大切です。