塩焼きに蓼(たで)酢を添えるように、鮎には酸味がよく合います。そこで、赤ワインをきかせて洋風にアレンジしたら、ワインレッドがきれいな新感覚の鮎ごはんができました。鮎好きならずとも、ぜひお試しください。

3カップ
鮎(小) 4尾
塩(鮎にかける) 小さじ2/3
うす口しょうゆ 小さじ1
小さじ1/3
赤ワイン 1/2カップ
みりん 小さじ1
コンソメ(固形) 1個
しょうが 1かけ分
バター 大さじ2
こしょう 少々
鮎蓼または笹の葉 適宜
※米については、炊飯器についているカップ(180ml=1合=重量150g)で表記しました。
  (1) 鮎は塩をふってしばらくおき、グリルで両面をこんがりと焼く。  
  (2) 米は炊く30分前に洗い、水けをきる。米、うす口しょうゆ、塩、赤ワイン、みりん、砕いたコンソメを入れて、普通の水加減になるまで水を加えひと混ぜする。しょうがをせん切りにしたものと焼いた鮎をのせて、普通に炊く。  
  (3) 炊き上がったら鮎をとり出し、鮎の骨と皮を取り除いてあらくほぐして炊飯器に戻し、バター、こしょうを加えて混ぜ合わせる。  
  (4) 器に盛って鮎蓼か笹の葉を添える。  
     
 



●6月のごはん
あさりの炊き込みごはん
あさりといえば、みそ汁や酒蒸しを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、炊き込みごはんにもよく合う素材です。米に調味しただしとあさりのむき身を加えて炊く方法と、あさりをあらかじめ煮ておき、ごはんの炊き上がりに加えてむらしてから混ぜる方法の2つがあります。どちらも、しょうがの細切りや万能ねぎの小口切りを混ぜると、ぐっとおいしくなります。あさりには、血栓を防ぐ働きもあるタウリンが含まれています。

ごはんは太りにくい食べ物 その1

ごはんが太るなんて、とんでもない濡れ衣です。そのまったく逆。ごはんは粒で食べるために、ゆっくりと消化されるので、脂肪を体にため込んでしまうホルモンの出方が、パンなどに比べると少ないのです。