寒さとともにおいしくなるかきと甘みの増したほうれん草を入れた、冬本番のドリア。熱々をハフハフしながら食べると、おなかも気持ちもあったか〜くなります。クリスマスや年越しのホームパーティーにもぴったり。

ごはん 700g
かき(むき身) 20粒
ベーコン 40g
ほうれん草 200g
白ワイン 大さじ2
ソース
バター
30g
小麦粉 40g
牛乳 3カップ
小さじ3/4
カレー粉 小さじ1
大さじ2
たまねぎ 1/3個
塩・こしょう 各少々
パン粉・粉チーズ・溶かしバター 各適宜
  (1) かきは塩水で洗い、ざるにあげ、ペーパータオルで水けをふく。  
  (2) ベーコンは1cm幅に切る。ほうれん草は塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっとゆで、冷水にとってさまし、水けを絞って3〜4cm長さに切る。  
  (3) 鍋を熱し、中火で1のかきと白ワインを入れてふたをし、かきの身がふっくらするまで1分程蒸し煮する。  
  (4) 別鍋を熱し、弱めの中火でバターを溶かし、小麦粉を入れていためる。粉っぽさがなくなったら牛乳を混ぜながら加え、塩、カレー粉を加えてとろりとするまで煮てソースを作る。  
  (5) フライパンに油を熱し、中火でみじん切りにしたたまねぎと2のベーコンをいため、たまねぎがしんなりしたら、ごはん、塩、こしょうを加えていため合わせる。  
  (6) 耐熱容器に5を入れ、3のかきと2のほうれん草をのせ、4のソースをかける。  
  (7) パン粉と粉チーズ、溶かしバターをかけ、220℃のオーブンで10分程焼く。  
     



●12月のごはん
かきのみそ煮丼
貝類は冬がおいしくなる季節、その中でもやはり12月はかきがメイン。うまみの素であるグリコーゲンが増え、ふっくらと太った旬のかきを、ちょっと濃いめのみそ味でさっと煮て、ごはんにかけたのがかきのみそ煮丼です。洋風でも和風でも、ごはんとなら、かきの味・魅力はおちません。そのあたりが人気の秘密かも。

日本の文化の中心はお米です

お米は単なる食べものではなく、命をつなぐ大事な糧。伝統的な祭りは豊作祈願や田の神への感謝に由来するものが多く、田楽などの芸能も田植えのおはやしがルーツだそうです。