平成23年12月1日、東京の日本医師会館において、「食育健康サミット2011 糖尿病の予防と生活習慣の改善−日本型食生活の役割」[主催:(社)日本医師会 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構]を開催しました。 平成19年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病が強く疑われる人は890万人、その可能性を否定できない人を含めると2,210万人と推計されています。 糖尿病は、遺伝的な素因に、生活習慣である環境因子が加わり、相互に作用し合って発症します。早期に発見し、適切な治療がなされれば合併症の予防も可能です。そのため、糖尿病の発症の予防・改善には生活習慣の見直しは必須であり、特に、一次予防、二次予防では食事・栄養管理、そして身体活動の管理が重要になります。 また、日本糖尿病学会では、糖尿病の早期発見、早期治療のために、HbA1c値をとりいれた新しい診断基準を策定しました。 そこで、糖尿病の成因と病態、そして、糖尿病の合併症をとり上げ、その予防・改善のために、身体活動管理、効果的な食事・栄養管理をどう行っていったらよいか、その中で日本型食生活がどのような役割を果たすかを考えることをテーマに開催いたしました。 以下には、ご講演いただきました先生方の講演をわかりやすくまとめましたものを掲載しております。 糖尿病の予防と生活習慣の改善における食生活の意義をご理解いただければ幸甚に存じます。 |
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制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構 |
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