わかめ(春)
海のミネラルの宝庫
水が温み、日差しがふり注ぐ春から初夏にかけて、わかめは大きく成長します。素干し、灰干し、塩蔵、乾燥など加工法もいろいろ。ミネラルがたっぷり含まれています。
アスパラガス(春)
香りと歯ごたえがおいしい
かつては缶詰用に土で覆って白くしたホワイトが多く栽培されましたが、現在は青果のグリーンが主流です。ゆでることが多いのですが、直火で焼く、揚げる調理もおすすめ。ゆでるよりも、水溶性ビタミンの損失が抑えられます。
かつお(春)
多彩な調理法と高い栄養価に注目
「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」といわれるように、黒潮にのってかつおが上ってくるのは春〜初夏。うまみの濃い赤身魚で、刺身や皮をあぶったたたき、角煮などさまざまな調理法で味わえます。血合いには鉄分が多く含まれています。
きす(夏)
天ぷらや塩焼きに向く上品な味わいの白身魚
淡白で上品な味、やわらかな身が特徴の白身魚。夏の産卵に備えて太ってくる初夏が食べ頃です。天ぷらに欠かせない素材で、日本海側では酢のものや干物が好まれます。開いて塩をふっておき、酒で洗ってからさっと干した一夜干しも美味。
 
空豆(夏)
初夏の香りがする艶やかな緑の若豆
さやが天に向かってつくことから、空豆と書きます。独特の香りとやわらかな豆が、初夏の旬味。