平成22年11月18日、東京の日本医師会館において、「食育健康サミット2010メタボリックシンドロームの科学とその対策−飽食時代の生活習慣病対策と日本型食生活の役割」〔主催:(社)日本医師会 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構〕を開催しました。 平成20年の国民健康・栄養調査結果の概要によれば、男性の28.6%、女性の20.6%が肥満者(BMI≧25)で、特に、男性の40歳代(35.9%)、50歳代(32.4%)に肥満者が多い傾向にあります。肥満、特に、内臓脂肪型肥満は、糖尿病、高血圧、心疾患、脳血管疾患などの主な発生要因の一つであるといわれており、これら疾病を予防するためには、肥満の予防、肥満症・メタボリックシンドロームの改善・管理が重要となります。 そこで、肥満・肥満症・メタボリックシンドロームの各々の共通性とその相違、メタボリックシンドロームと糖尿病との関係、メタボリックシンドロームと心血管病との関係、そして、これら疾病等を予防・改善するための効果的な保健指導、食事指導を取り上げ、食事指導の中でのごはんを主食とした日本型食生活の役割について、医学を代表する先生方に、基調講演、パネルディスカッションをお願いしました。 以下には、ご講演いただきました先生方の講演要旨を掲載しております。 メタボリックシンドロームの予防におけるごはんを主食とした日本型食生活の意義・役割をご理解いただければ幸甚に存じます。 |
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制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構 |
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